野村ケンジのぶらんにゅ~PCオーディオ Review:
つい最近までコアなヘッドフォンファンが支持する、ややマニアックな製品カテゴリだったはずのポータブルヘッドフォンアンプ。だが時流なのだろう、いまや高級ヘッドフォンを使う人にとっては「普通」に活用する機器になり、さらに「今のプレーヤーのサウンド、もう少し高音質にならないかな」と思う人にまで利用層が広がってきている。
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今回はそんな層に向くと思えるポータブルヘッドフォンアンプ、上海問屋「DN-69230」と「DN-68886」をチェックする。いや、聞いてみるとなかなか手応えがあるのだ。
エルメス財布 DN-69230はオーソドックスなアルミボディのボックススタイル、DN-68886は既存のプレーヤーと重ねて携帯しやすそうな薄型のボディを特長とする。本体サイズはDN-69230が50(幅)×80(奥行き)×20(厚さ)ミリで重量は94グラム、DN-68886は65(幅)×95(奥行き)×11(厚さ)ミリで重量は約91グラム。
ヴィトン 財布どちらもポータブルヘッドフォンアンプとして比較的軽量で小型のサイズだが、外観や製品キャラクターはやや異なっている。
まずDN-69230は、ヘアライン仕上げのブラックボディを見ると感じるが「iBasso」など既存ポタアン利用者においては見なれている人も多いであろうそれに近いイメージである。
ヴィトン 財布パネルには電源スイッチとボリューム調整、入力/出力のステレオミニプラグと、ごくシンプルな構成となっている。内蔵バッテリーは容量3.7ボルト/700ミリアンペアで、連続50時間の再生を可能とする(充電時間は約4時間)。
グッチ長財布 もう1つのDN-68886は、iPhoneなど所持するポータブルプレーヤーと重ねて携帯してもかさばりにくい厚さ11ミリの薄型ボディに、電源スイッチ/ボリューム調整/入出力系を配置。さらに角をくぼませた部分にヘッドフォン出力端子(3.5ミリステレオミニ)があり、L字型プラグを使うとボディから出っ張りにくい工夫を設けている。
ロレックス コピー さらにハイ/ローのインピーダンス切り替え(インピーダンス:抵抗値オーム(Ω)で示されるイヤフォン/ヘッドフォンの仕様の1つ)を装備し、インピーダンスが高めの高級イヤフォン/ヘッドフォンなど幅広い機器に対応できそうな点がメリットといえる。バッテリー動作時間は連続20時間(ロー設定時、ハイ設定時は同10時間 充電時間は約4時間)となる。
ヴィトン 財布充電は本体に備えるMini USB端子接続で。PCや汎用USB出力型ACアダプタ、USBポータブルバッテリーなどで充電できる。
シャネル 財布 激安 では、それぞれの使い勝手を見ていこう。
まずDN-69230は、シンプルな操作系ゆえに使い勝手は普通に良好だ。
ロレックス エクスプローラーボリュームつまみも長めのタイプを採用しているため、モバイル時(立って操作するなど)もやはり扱いやすい。ただ、逆にバッグ内で誤操作してしまいがちな傾向はある。
ヴィトン 財布それを防ぐには、ポーチ類を用意したり、バッグの内部ポケットにきちんと収納するなど、ちょっとした工夫が必要だ。とはいえボディは比較的小型なので、音楽プレーヤーと100円ショップなどで売っている面ファスナーテープや厚手のゴムバンドなどで重ねて固定して運用するのも容易だ。
オメガ腕時計 DN-68886は、iPhoneとほぼ同サイズである。このため、使い勝手はより手軽だ。
ロレックス エクスプローラーこちらも面ファスナーテープなどでプレーヤーと重ねて携帯し、利用することになるだろう。ヘッドフォン出力の仕様がL字型プラグ向けというのも、スマートかつ外れにくい接続ができるので印象は上々。
ヴィトン 財布ただし、ストレートプラグ仕様のイヤフォン/ヘッドフォンを愛用する人は使い勝手がやや悪くなる。
●これがポタアンの恩恵か──と理解できる、重層的で厚みを感じる演奏に
試聴は、プレーヤーにアップル「(第3世代)iPod touch」、イヤフォンにSHURE「SE215」とUltimte Ears「Triple Fi 10(Pro)」を用いて行った。
iwc ポルトギーゼ ひとまず2モデルともポータブルヘッドフォンアンプとしては確かな実力を示してくれたのだが、音質的に良好だと感じたのは前者のDN-69230だ。比べると抑揚感が格段にダイナミックなうえ、ポータブルプレーヤーの直差しでは聞こえにくかった細部の表現もはっきりとしてくる。
シャネル 財布 激安同時に、再現して聞こえる音数もかなり増えているのだろう、重層的で厚みを感じる演奏を聞かせてくれる。これがポータブルヘッドフォンアンプの恩恵か──と、分かりやすく購入満足度が得られるであろう豊かなサウンドだ。
グッチ長財布 一方、高域側に若干のゆがみを感じること、電源を入れるときに大きめのポップノイズが出ることなど、いくつかの弱点はある。ともあれ、サウンドクオリティに関していえば、倍の価格であっても納得できそうな、コストパフォーマンスの高さは特に評価したい。
iwc ポルトギーゼ 後者のDN-68886は、DN-69230ほどのクオリティ向上は感じられなかったが、解像度感の向上においては明らかなメリットが享受できた。特に女性ヴォーカルはピュア度が高い、よく通る声になるので、とても雰囲気よく音楽を楽しめる。
iwc ポルトギーゼバラード系やウィスパーボイス系のヴォーカルソングをよく聞く人に相性がよさそうだ。
ちなみにインピーダンスのハイ/ロー設定は、(バッテリー動作時間は短くなるが)ハイを基本と考えた方がよい。
ヴィトン 財布少し音が荒れる傾向はあるものの、ヘッドフォンアンプならではのメリハリのよさをしっかり感じられる。特にSE215で聞くと、ヴォーカルの存在感が際立つ印象だ。
iwc ポルトギーゼ 本機でもっとも残念なのは、ボリュームを上げすぎると音のひずみがかなり大きくなることである。このため、音圧感度の低いヘッドフォン/イヤフォンにはあまり向かないといえるかもしれない。
ロレックス コピー 結論としては音質的にはDN-69230だ。ただし、よりスマートに/カジュアルにポータブルアンプを活用したいならDN-68886も十分な手応えを感じられるだろう。
ロレックス コピー ともあれ両モデルともコストパフォーマンスがよいので、「初ポタアン」にチャレンジするならまずは今回のどちらかを選んでみてはいかがだろう。エントリーユーザーにもってこいの製品だ。
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